- 2011/11/24 掲載
呉医療センター、医療情報システムをシンクライアントに刷新

従来の呉医療センターの医療情報システムでは、個人情報漏えい対策のため、電子カルテシステムと外部に接続するインターネットを同じ端末で利用することはできない仕組みだった。今回、シンクライアント方式とICカードによるシングルサインオンなどの採用により、電子カルテシステムを使いながらインターネットで文献を検索するなど、診療中でも安全にインターネットを利用できる、利便性とセキュリティを両立したシステムを構築した。
また、同システムにはローミング機能も搭載しており、病院職員は、自分のファイルを院内のどの端末からも呼び出すことができ、業務の効率化を実現している。さらに、仮想化技術によるサーバ統合でCO2の排出量を従来比約6割、シンクライアント方式による端末のCO2排出量も従来比約7割削減することが可能になるという。
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