- 2011/09/12 掲載
「自主的な経営判断にマイナスの影響」スズキ、独フォルクスワーゲンと提携解消
もう1つは、スズキが国内外の自動車市場において競争力を維持していくためには「経営判断における『自主独立』は不可欠なもの」と考える一方で、VWは3月にスズキを「財務的、経営方針上、重大な影響を与えることができる会社」として持分法適用会社と明記し、経営への関与を強めようとしていたこと。
これら2点について、「業務提携をしたスズキの目的の達成が困難な状況」で、「スズキの自主的な経営判断にマイナスの影響」があると懸念されることから、業務提携および相互資本関係を解消することを取締役会で正式に決定したという。
今後、VWが約2,000億円を投じて、第三者割当で割り当てられたスズキの発行済み株式はスズキが自社株買いで買い戻す計画だという。またスズキの意向に沿ってスズキの株式が買い戻された場合は、スズキもVWの株式をVW側の意向に沿って処分するとしている。
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