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日立ソリューションズは25日、日立化成工業の電子材料の加工、販売を手がける工場における生産工程管理システムを、クラウド基盤上で開発し、2010年9月より稼働を開始したと発表した。
日立ソリューションズは、日立化成工業の電子材料の加工、販売を手がける工場(所在地:韓国)における生産工程管理システムを、クラウド基盤上で開発し、2010年9月より稼働を開始した。クラウド基盤を採用したことで、システム開発期間は半年程度と短く、今後、その他のグローバル拠点への柔軟な展開ができるようになった。さらに、生産工程の計画・実績の進捗情報をこれまでよりきめ細かく把握することが可能になったという。
同システムは、セールスフォース・ドットコムのクラウド基盤の開発環境であるForce.comを利用。Force.com上での100件を超えるアプリケーション開発実績と生産管理の業務知識を持つ日立ソリューションズの技術により、約半年(要件確認:2か月、システム開発:3か月、テスト・受入:2か月)という短期間で導入にいたった。同システムにより同工場におけるシステム運用業務の最適化を図り、生産工程の計画・実績の進捗情報を日本から即時に把握することが可能になったという。また、Force.comの機能を利用し、柔軟なシステム改変と多言語化に対応できる仕組みとなっている。
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