日本オラクル、iOSに対応し業務システムとリアルタイム連携可能な「Oracle Business Intelligence R11.1.1.5」発売

　日本オラクルは、BI製品の最新版「Oracle Business Intelligence R11.1.1.5」を提供開始した。

　「Oracle Business Intelligence R11.1.1.5」は、リアルタイムに業務システムと連携可能なBI製品。散在した情報を収集する機能「Common Enterprise Information Model」の上で、データを仮想的に統合してリアルタイムに分析し、また変動要因を調整しながらシミュレーションを行うことで、予測の精度を向上させる。また、意思決定してから基幹システムの業務プロセスをリアルタイムに実行させることが可能となっている。

　iOSに対応した専用アプリケーションが提供されるほか、「Google Map」にも対応。「Google Map」と「Oracle Business Intelligence R11.1.1.5」のグラフとを連動させる機能や、地図上で色別表示する機能を搭載し、地図上に分析結果のグラフを配置するなど、地図データと連携した視認性の高い分析結果の表示が可能となっている。そのほか、分析対象データベースの種類拡充、業務アプリケーションとの連携強化、ウイザードを活用したレポート作成機能の追加などが行われている。