- 2025/04/28 掲載
マキタ、今期は減収減益見込む 対中関税響き米で売り上げ大幅減
[東京 28日 ロイター] - マキタは28日、2026年3月期通期の連結営業利益が前期比30.9%減の740億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト14人の予想平均1020億円を下回った。
同社は「地政学的な緊張状態が続く中、相互関税や貿易摩擦による世界経済への影響は極めて不透明だ」と指摘。特に米国では対中関税の影響により大幅な売上減を予想している。人件費の上昇などによるコスト増も見込んだ。
売上高は同7.1%減の7000億円を見込んでいる。
25年3月期通期の営業利益は同61.8%増の1070億円だった。
同社は、発行済み株式総数の2.6%に当たる700万株・200億円を上限とする自社株買いを行うことも発表した。取得期間は30日から9月30日。
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