- 2011/06/29 掲載
NEC、バックアップ時間を4割削減する「バックアップ時間短縮ソリューション」を発表
本ソリューションは、バックアップストレージ製品「iStorage HSシリーズ(HYDRAstor)」と、アーカイブソフトウェア「StorageForce」を組み合わせたもの。ファイルサーバに格納されたデータのうち、使用頻度の少ないデータをStorageForceが判別し、Storage HSシリーズに自動的に移行させることが可能となる。iStorage HSシリーズに移行されたデータは、独自の重複排除技術「DataRedux」により、圧縮して保存される。

一般にファイルサーバに格納されたデータの約8割は、90日以上利用されていないと言われており、NECの試算によれば、本ソリューションで利用頻度の低いデータを移行することで、使用環境によってはファイルサーバへの投資を5年間で約60%抑制することが可能となる。さらに、ファイルサーバの使用容量削減に伴い、データのバックアップ作業に要する時間を、最大40%短縮できるとしている。
なお、本ソリューションの提供開始にあわせて、省電力化と性能向上を実現した、iStorage HSシリーズのエントリーモデル「iStorage HS3-30T」を発売する。加えて、レプリケーションを実現する最新版ソフトウェアを従来の半額の価格で提供する。節電対策の強化として、バックアップ作業を行っていない時間帯に、遠隔でストレージの電源をON/OFFできる電源制御ソフトウェアの販売も開始する。
新製品の希望小売価格(最小構成)ならびに出荷開始時期は下記の通り。

NECは、「iStorage HS3-30T」を国内と同時に北米においても出荷開始し、アジア、欧州へと順次販売を拡大していく。
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