- 2011/06/03 掲載
TIS、金融機関のIFRS対応を支援する「IFRS金融商品会計ソリューション」発表
「IFRS金融商品会計ソリューション」はIFRS対応プロセス整備、IFRS金融商品会計対応のシステム導入・運用を支援するサービスで、システム要件整理やデータ移行に関する導入方法論等を活用した「コンサルティングサービス」と、韓国のティーマックスソフトのパッケージソフト「ProIFRS/V」「ProDeriva」をベースに、TISが日本市場向けにカスタマイズをして顧客企業へのシステム導入・構築を支援する「システム構築支援サービス」から構成されている。
金融機関がIFRSに対応する際、最も大きな影響を受ける論点の一つが「IFRS金融商品会計」であるとされる。IFRSでは保有する金融商品分類の見直し、償却原価または公正価値による測定、減損およびヘッジ会計の変更、さらには開示情報の拡大など広範囲での対応が求められているが、本ソリューションでは、業務・システム両面をカバーしたIFRS金融商品会計の導入方法論、IFRS基準での評価、仕訳、開示のテンプレートを備えており、それらを業務・システム検討の基礎として活用することで、IFRS評価プロセスの整備、システム構築コストの抑制、構築期間の短期化に貢献するという。
TISでは、IFRS対応が求められている金融機関を中心に本ソリューションを提供し、2015年までに30件のサービス提供を目指す。
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