- 2011/04/22 掲載
富士フイルム、震災復興支援として「写真救済プロジェクト」を開始
今回の震災で津波によって流されてしまった写真プリントやアルバムを見つけ出し、水や泥で汚れた写真を洗浄し救済するボランティア活動が、被災地各地で行われている。富士フイルムでは、そのような活動のサポートをするため、「写真プリントが水などをかぶったときの対処法」を3月下旬にWebサイトに掲載。海水や泥などを用意して被災地の状況を再現したテストを行い、随時情報を更新してきた。また、現地で被災した写真の収集・洗浄を行っているボランティアを訪れ、実際の写真の状態確認や洗浄作業に必要なツール・消耗品の把握を進めてきた。
その中で今回新たに「写真救済プロジェクト」を立ち上げ、下記内容の支援を実施する。現地で交代で技術的支援にあたるメンバー約30名に加え、100名以上の社員が週末ボランティア等で協力を行う。
写真プリントの状態に応じた、適切な洗浄方法の情報の提供。
・現地で実行可能な洗浄作業の手順をまとめ、Webサイト、書面、被災地でのテレビ・ラジオ告知(4月23日より放送)を通じてノウハウを提供。
・避難所に集積した被災写真の救済活動をしている自治体やボランティア団体等から支援依頼を受付け、現地での写真洗浄に関するノウハウの提供、アドバイスを実施。
<物的支援>
写真救済活動を行うボランティア団体、自治体、避難所などへ、洗浄に必要なツール・消耗品を提供。
被災地現地での技術的支援、物的支援については、「写真救済プロジェクト」の問い合わせ窓口において電話・インターネット経由で問い合わせを受け付け、個別相談を行う。
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