東芝ソリューションは、中堅企業向け基幹業務ソリューション「AGENT³ （エージェントキューブ）」を発表した。第1弾として、「AGENT ³ 人事給与/就業管理/財務会計/生産管理/販売管理」の5つのソリューションを10月より順次提供開始、今後ラインアップを拡充していく予定だ。

　「AGENT ³ 人事給与」は、帳票自由編集機能など、1100社以上の実績に基づく機能とメニューを搭載した、パッケージ適合率の高いシステムで、短納期・低コストでの導入が可能になる。「AGENT ³ 就業管理」では、東芝ソリューションに30年にわたって寄せられた顧客からの要望がに集積されており、多彩なパラメータ設定によって複雑な雇用体系、勤務体系に対応可能、コンプライアンスと人事生産性を支援する。「AGENT ³ 財務会計」は、国際会計基準とのコンバージェンスにあわせた制度改正に標準対応。リース会計基準の変更や内部統制対応など、会計に関連する制度改正・法改正にタイムリーに対応する。日本固有の商習慣にも対応している。

　「AGENT ³ 生産管理」は、製造業の顧客企業からの要望に対応する各種機能を備えたパッケージ。各社固有の業務プロセスに追従できるフレームワーク構造と開発支援ツールが提供される。「AGENT ³ 販売管理」は、東芝ソリューショングループで培ってきたノウハウを集約した流通卸売業向け販売管理パッケージ。標準版システムのほか、食品卸売業、医療機器卸売業向けテンプレートが用意されている。また、カスタマイズによる独自業務への適合も可能だ。（2010年12月提供開始予定）。