オラクル、次世代新標準を謳う業務アプリスイート「Oracle Fusion Applications」を発表

　米Oracle Corporation（オラクル）は、次世代のビジネス・アプリケーション「Oracle Fusion Applications」を発表した。アプリケーション・アーキテクチャー、設計、実装の標準を定めることにより、ユーザーは「Oracle Fusion Applications」の各機能群を既存のアプリケーション製品群と併用し、アプリケーション環境の価値を拡張することができるという。

　Oracle Fusion Applicationsは、100％オープンな新標準ベースのビジネス・アプリケーションで、包括的なモジュラー型アプリケーション製品群として提供され、既存の「Oracle Applications」と共存できる。ユーザーはモジュール単体、製品ファミリーまたは全製品群を自由に選択できるため、ビジネスニーズに合わせた活用が可能だとしている。

　具体的には、「Financial Management（財務管理）」、「Procurement and Sourcing（購買調達）」、「Project and Portfolio Management（プロジェクト・ポートフォリオ管理）」、「Human Capital Management（人材管理）」、「Customer Relationship Management（顧客関係管理）」、「Supply Chain Management（サプライチェーン管理）」、「Government Risk and Compliance（内部統制リスクとコンプライアンス）」の7つの異なる製品ファミリーから、100以上のモジュールで提供し、幅広い業界および地域向けの機能を提供するという。