- 2010/09/08 掲載
7倍に伸ばしても電気を通す「世界一伸びる導電性材料」が誕生、新聞印刷のように電子デバイス製造が可能に
この導電性材料は、ドイツ・バイエル マテリアルサイエンス社の開発した水性ポリウレタンディスパージョン「Dispercoll U 42」と、大阪大学が開発した「金属粒子の分散技術ならびに電気配線の印刷技術」を組み合わせることによって実現したという。
新聞を印刷するように電子デバイスを製造するロール・ツー・ロール大量生産技術の実現に重要な役割を担う材料として期待される。
従来の伸縮性導電性材料は、2倍以上伸ばすと導電性は失われていたが、今回開発された「銀粒子配合ポリウレタンベース電気配線」では7倍伸ばしても通電する。
今後は、フレキシブルディスプレイやヘルスケアデバイスセンサー、ロボティックスなどの電子デバイス向けへの活用を見込む。
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