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日本ユニシスは17日、関西電力子会社のエネゲートと電気自動車(EV)向け充電インフラビジネスで連携すると発表した。
日本ユニシスとエネゲートは共同で、「充電インフラシステム」を構築し、2010年12月より、大阪、京都など関西エリアへの展開を皮切りに、その後全国への展開を行うという。
日本ユニシスでは、電気自動車(EV)・プラグイン ハイブリッド車(PHV)向け充電インフラシステムサービス「smart oasis(スマートオアシス)」を開発しており、自治体やガソリンスタンドなど国内各地の社会実証実験への提供を行っている。
一方エネゲートは、関西電力の完全子会社としてスマートメーターやエネルギー・マネジメントシステムの開発など、電力系の技術とノウハウを持つ。また、同社は電気自動車向け給電システム「エコQ電」の開発を手がけている。
今回の連携発表に伴い、日本ユニシスの「smart oasis」とエネゲートの「エコQ電」をシステム連携し、両社共同でのサービス拡充と販売展開を実施していく。
両者は具体的に次のような連携を行っていくという。
まず、QRコードによる利用者認証機能を有する「エコQ電」に、ICカード(FeliCaカード)による利用者認証機能を追加する。これにより、利用者は1枚の利用者カードで、「エコQ電」と「smart oasis」のそれぞれが管理する充電スタンドの利用が可能となる。
また、「おおさか充電インフラネットワーク」において2010年3月より運用している充電スタンドの予約サービスに加え、充電状態メール通知サービスなどの利用者の利便性を高める付加サービスを両社が分担、あるいは共同で開発して利用者に提供する。
さらにエコポイントやカーナビとの連携機能、利用者登録機能や課金・決済機能を相互に補完利用して利用者に提供する。
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