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- 2010/08/23 掲載
<新連載>【守屋 淳の古典戦略ビジネス応用】 第1回:現代人が古典から戦略を学ぶ意味
時代の落とし穴にはまらないノウハウ
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戦略は本当にビジネスに必要なのか
筆者は、中小企業の社長さんを対象にした講演会で地方をよく回っています。そんなとき、テーマが戦略に関わる内容だと、終演時にこんな質問を受けることがあります。「そもそもビジネスには、戦略なんか必要ないんじゃないの。お客さんと信頼関係を築いて、よいものを提供していればそれで成り立つでしょう」
実は筆者自身も、この指摘の通りだな、と思うところがあります。自分の仕事を振り返ってみても、謀略を使うような状況なぞ遭ったことがありませんし、好んで使ってみたいとも思わないわけです。
しかし、そんな見地を踏まえたうえでも、やはり「戦略」は学んでおいた方が好いし、特に「戦略の古典」は学ばないとビジネスマンとして大成はできない、という大きな理由が存在しています。冒頭の今回は、まずこの「なぜ戦略は学んだほうが好いのか」「なぜ戦略の古典を学ぶべきなのか」というテーマを解剖していきたいと思います。
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