- 2010/06/01 掲載
日本IBM、デジタルハリウッド大学のコンテンツ制作基盤を「IBM System x」で構築 2年の制作期間を4カ月に
デジタルハリウッド大学大学院は、デジタルコンテンツ制作業界が抱える処理量やデータ容量の急増、画像処理に対応するシステム基盤の整備などの課題を解決するため、「コンテンツ制作共有基盤研究会」を5月に発足させ、この研究会の参加企業で共同活用できる汎用的な制作共有基盤を導入した。
この基盤は、これまで会員企業各社が独自に導入していた基盤に比べ20倍以上の処理性能を発揮し、制作作業の効率化と納期の短縮を実現する。たとえば、全編を立体視(3D)画像で制作する映画は、従来の制作環境の場合およそ2年の制作期間を必要とするが、この基盤を活用することで4カ月程度にまで制作期間を短縮することが可能になるという。(デジタルハリウッド大学大学院、および「コンテンツ制作共有基盤研究会」の試算に基づく)
なお、この基盤は今後クラウドコンピューティングに対応し、全国の会員企業がリモートで活用できるよう機能拡張されていく予定だ。
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