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- 2023/03/03 掲載
なぜ説明が伝わらないのか?「回りくどい」とは言わせない、相手の心を動かすフレーズ5選
説得力が増す最強フレーズ
提案の説得力を増したいときに使うと非常に強力な「理由×3」です。「理由は3つあります」と補足をすると、「ああ、この人は本気で考えているのね」と周りに思わせ、その結果、主張がスルッと通るようになるのです。「毎回3つも理由を思いつくわけない!」と思う方へ。それでも、「理由は3つあって」と言ってください。無理やりにでも3つの理由をひねり出すモードになれば、相手は理由×3のパワーに恐れおののき、「わかった、それでいこう」となるんです。
また、この理由×3、「抜け漏れ&ダブりありまくり」でOKです。抜け漏れとかダブりとか気にしだすと、逆に何も言えなくなります。
「このレストランを選んだ理由は3つあります。1.夜景がきれいなこと、2.食べログでの点数が高いこと、3.高層階で景色がきれいなことです」で全然OK。
「1.と3.ほぼ一緒じゃないか」と思うかもしれませんが、相手がバキバキコンサルントでもない限り、そんな野暮な突っ込みはしないはず。
3つも理由を用意しようとした熱意、それだけで一気に「説明がわかりやすい人」にランクアップするのです。あまりかまえることなく、主張の後には「理由は3つあります」で畳みかけていきましょう。
損する説明
今度の懇親会、サイゼリヤでやりたいです。
得する説明
今度の懇親会、サイゼリヤでやりたいです。理由は3つあります。1つ目は、事前に人数を確定しなくてもいいこと、2つ目は圧倒的なコスト・パフォーマンスの良さ、3つ目は駅からもオフィスからも近くて参加しやすいことです。
説明が劇的にわかりやすくなるフレーズ
めちゃくちゃシンプル、かつこれを使うだけで「この人の説明、わかりやすい!」と劇的にモテだすとウワサの4文字、それが「たとえば」です。特に活用すべきシーンは、抽象的すぎてわかるようでわからない、そんな話をしているときです。話がわかりづらい人は「たとえば」なしで終わらせてしまい、聞き手は「なんかわかったような、わからないような」という微妙な表情を浮かべてしまいます。
「たとえば」をシンプルに付け加えるだけで、説得力があるエピソードを自然と話せるようになるのですが、可能であれば「具体的」×「実際の体験」を入れ込むことを意識するとさらによくなります。
「たとえば」を使うことで、一気に組織全体を動かせる強力な説得スキルを身につけることができるので、「なんかこの会議つまらないなー」と思ったら、スッと「たとえば」トークを披露し、場を盛り上げていきましょう。
損する説明
オンライン時代は、よりリアクションが大事になります。よいリアクションをするだけで、周りの人からの評価を高められます。
得する説明
オンライン時代は、よりリアクションが大事になります。よいリアクションをするだけで、周りの人からの評価を高められます。
たとえば、チャットツールで常に返信やスタンプを送ったり、ズーム会議でもカメラをオンにして大きく相づちを打ったり笑顔を見せるだけで、「この人、すごくいい人だな」と思ってもらうことが可能なのです。
【次ページ】信頼を高め、議論を整理するフレーズ3つ
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