記事 グローバル・地政学・国際情勢 外交評論家 岡本行夫氏:チリ落盤事故にみる企業のグローバル化における4つの教訓 2010/11/04 中国やインド、ブラジルといった新興国のGDPが大きく成長する中で、先進国が世界に占めるGDPの割合は減少する一方だ。これは世界の市場が先進国偏重ではなく、より多様な国への展開が必要であることを示唆しており、企業のグローバル化がますます重要な課題となっていることを意味している。企業はグローバル化とどう向き合えばよいのか。NTT Communications Forum 2010の特別講演で、外交評論家の岡本行夫氏がそのポイントを語った。
記事 業務効率化 ソフトバンクケータイでコスト削減&業務効率アップ 2010/11/01 社員の個人ケータイを、いまだ仕事で利用している会社は意外と多い。しかしながら個人ケータイをビジネスで利用する場合、コスト面やセキュリティ面で大きなお悩みや課題を抱えることとなる。今回はこの課題と、こうしたお悩みを解決してくれるソフトバンクのコスト削減のプランと法人専任営業担当について紹介しよう。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ためらいがちのモバイルサイト構築に強力な一押し──開設から集客、リピーター育成までトータルに支えるASPサービス群 2010/11/01 モバイル端末からのインターネット利用者は8,000万人を超えた。広告費が冷え込む日本の現況でも、モバイル広告費は直近5年間の平均で140%近い伸びを示している。これからのB to Cビジネスは、ますますモバイル抜きでは語れないと多くの企業が感じているだろう。しかし、モバイルサイト構築といった具体的なアクションに踏み切れずにいる企業もまた多い。こうしたモバイルサイト導入のためらいを払拭するソリューションについて、NECビッグローブの渡辺雄太氏に話を伺った。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 飛び込み訪問で無償の公的支援、“異彩を放つ”あだち産業センターの試み:中堅・中小企業市場の解体新書(21) 2010/10/29 ノークリサーチの本社がある東京芸術センターに隣接する位置に、東京都足立区の中小企業支援のための施設「あだち産業センター」がある。同ビルの5つのフロアーすべてが中小企業支援のための施設であり、資金融資相談や起業支援を行っている。とかく「待ち」の姿勢が多い公的事業の中にあって、同センターが行う「トータルマッチング事業」は異彩を放っている。なんと企業に飛び込み訪問して、直接無償の公的支援を利用してもらうのである。ここでの取り組みを通じて、中小企業への支援について考えたい。
記事 サーバ仮想化・コンテナ 【JBCC事例記事】デスクトップ仮想化のレンタルサービスを実現する仮想化製品 2010/10/26 セキュリティ意識の高まりや、TCO削減、運用管理負荷の軽減といった視点から、デスクトップ仮想化/シンクライアントに注目する企業は増えている。しかし、多くの場合でネックになるのは初期費用だ。今回お話を伺った日本ビジネスコンピューター(JBCC)では、サポートまで含めたシンクライアントシステム一式をレンタルで貸し出すサービスを展開している。この画期的なサービスが実現した背景には、パラレルスの仮想化製品があった。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 届かない!伝わらない!の悩みを解決する携帯メール配信のオールインワンASPサービス 2010/10/26 いまや電子メール、とくに携帯メールはマーケティングに不可欠のツールとなっている。反面、「使いたいが、どうしたらよいかわからない。予算も厳しい」「すでに導入しているが、スパム規制の巻き添えでうまく届かない」といった悩みを訴える企業は少なくない。NECビッグローブが提供する「BIGLOBEメールコミュニケーションサービス(MCS)」は、コンサルティングから導入まで月額9,800円から利用できる、「届く&伝わる」メール配信のASPサービスだ。そこで高度な技術と独自のノウハウに支えられたサービスについて、担当者に詳しく伺ってみた。
記事 セキュリティ総論 圧縮・解凍ソフトの脆弱性をめぐる深層 2010/10/21 10月15日、IPAなどによって、定番の圧縮・解凍フリーソフト「Lhaplus」に関する脆弱性情報が公開された。圧縮ファイルを展開する際に実行されるプログラムの検索パスに不備があり、悪意のあるファイルを起動してしまう可能性があるというものだ。この脆弱性がどういうものなのか、対策状況などを整理するとともに、ウイルス対策ソフトの圧縮ファイルの扱いについても取り上げてみたい。
記事 セキュリティ総論 【連載】情報セキュリティの投資対効果を追求する(24)これからは現場の社員が対策を立案する時代に 2010/10/19 これまで、情報セキュリティの分野において投資対効果を論じることはタブーとされてきた。その結果として管理策を導入していながら事故を起こしてしまうケースが続発しているのは、ご存じのとおりだろう。ここにきて、情報セキュリティの分野において“有効性”というキーワードが注目されるようになってきた。何のための情報セキュリティなのか、ローブライトコンサルティング 代表取締役 加藤道明氏が論じる。第24回は、これからは現場の社員が対策を立案する時代になる点について考察する。
記事 金融業界 【CIOインタビュー:AIGエジソン生命 常務 二見通氏】保険販売を対面とオンラインのハイブリッドに、AIGエジソン生命保険のIT戦略(前編) 2010/10/18 AIGエジソン生命保険の昨今のIT投資をみると、カスタマーセンターの自動音声認識システム、営業社員へのiPhone 3GS配布によるモバイル導入、クラウド型の営業支援システム、iPadの試験採用など、生命保険業界初も含めた画期的な試みが並ぶ。金融業界で先陣を切るようにIT化への積極姿勢を見せる同社の背景とそのポリシーについて、情報システムを統括する常務取締役 二見通氏に語っていただいた。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 日立が示す中堅中小企業のサーバ管理/PC管理の最適解とは 2010/10/14 ITシステムに対する中堅中小企業が抱える課題は、国内も海外も変わらない。専任の管理者不在、年々高まるIT運用管理コストや内部統制、業務効率化へのプレッシャーは中堅中小企業の共通課題なのである。こうした課題に応えるため、日立製作所は中堅中小企業向けのIT運用管理製品の新ブランド「Hitachi IT Operations」を立ち上げる。新製品ながら既に数多くの実績を持つという同製品の背景と製品概要について、日立製作所 ソフトウェア事業部 グローバルシステム管理ソフト設計部 主任技師 関芳治氏に聞いた。
記事 中堅中小企業・ベンチャー 【特集】Hitachi IT Operationsで一発解消!PC管理/サーバ管理の極意 2010/10/14 中堅中小企業のおいて、最大の課題は「コスト削減」だろう。その一方で、セキュリティ対策、IT資産の管理、サーバの管理など、ITに関する業務は増える一方だ。こうした問題を一度に解決するべく、日立製作所が新ブランドで投入したのが「Hitachi IT Operations」シリーズだ。本特集では、IT担当者をルーチンワークから解き放つことで、よりクリエイティブな経営課題に立ち向かうための極意をご紹介しよう。
記事 Web戦略・EC “ビジネスモデルを持った”Twitterサービス「Yammer」からみる企業向けマイクロブログを巡る戦い【○○はビジネスになるか(15)】 2010/10/14 企業内の活動にも、ネットを使ったコミュニケーションは不可欠となっている。電子メールはもちろん、イントラネット、グループウェアなどさまざまなツールがあり、流行り廃りもあって、成功・失敗の事例は事欠かない。こうした中で最近、特に注目を集めているのが「マイクロブログ」、すなわちTwitterのようなコミュニケーションツールの企業利用だ。元祖のTwitterは、なかなかビジネス化できずにいるが、クラウドの雄Salesforce.comは企業向けマイクロブログ「Salesforce Chatter」を開始して、日本でも注目を集めている。なぜTwitterの企業利用が進まないのか、マイクロブログの企業で利用するメリットは何なのか。米国で、“ビジネスモデルを持った”Twitterとして、既に8万社に利用されている「Yammer」を通して、企業向けマイクロブログの動向をチェックしてみよう。
記事 データセンター・ホスティングサービス 大容量のデータを安全かつ低コストでやりとりしたい! クラウド時代の新世代オンラインストレージサービスとは? 2010/10/14 企業の扱うデータが年々大きくなっているのは、誰もが認める事実である。ところが、大容量のデータをやりとりする手段は、じつはそれほど進化していない。特に社外とのやりとりはいまだにメールが主流である。しかし、大容量データのやりとりにメールが向いていないのもまた、誰もが認める事実なのである。そこで注目されているのが「オンラインストレージサービス」だ。その現状について、スターティア ネットワークソリューション事業部の辻 信政氏に話を聞いた。
記事 メールセキュリティ メールの保管方法を改善する際に注意するべき5つのポイント 2010/10/13 メールはすでにビジネスには不可欠のツールといっていい。そのため、昨今ではセキュリティにも配慮し、迷惑メール対策なども施す企業が増えてきた。しかし、メールの動き(フロー)には注意を払う一方で、蓄積されるメールデータ(ストック)はいかがだろうか?過去のメールは必要ない、送受信メールのログさえ取っていれば大丈夫、と考えているなら、その対策は不十分だ。直近では、ある金融機関の社長がメールデータを不正に削除し、逮捕に至った事件などがマスコミに大きく取り上げられた。こうしたことからみても、企業は今、メールの真正性、整合性について、厳しい管理・運用が課せられていることがわかる。ここでは、メールの保管方法を改善する際に注意するべき、5つのポイントをご紹介しよう。
記事 セキュリティ総論 通信事業からみたクラウドコンピューティングとセキュリティ、ITU-T FGによるクラウドセキュリティの標準化 2010/10/13 クラウドの実体は、巨大なデータセンターであるといわれている。しかし、これだけではクラウド環境は成立しない。ネットワークというインフラがあってこそクラウドは機能するわけである。そのネットワークインフラを構築・管理・運営する通信事業者からみたクラウドコンピューティングとセキュリティの標準化はどのようなものだろうか。RSA CONFERENCE JAPAN 2010で行われた、KDDI 運用統括本部 情報セキュリティフェロー 中尾康二氏による、ITU-Tの取り組みから探るセッションのレポートをお届けする。
記事 BI・データレイク・DWH・マイニング BIのコスト感、活用シーンを塗り替える“ハイブリッドクラウド型BIサービス”とは? 2010/10/12 従来のBIは導入やデータ移行が大掛かりで少人数での利用はコストに見合わず、部門単位での利用や中堅中小企業での導入は断念せざるを得ない場合も多かった。だが、小規模からでも手軽に導入、利用できる“ハイブリッドクラウド型BIサービス”がある。エリアビイジャパンが提供する「MOBILESocket for BI on Cloud Service」だ。セキュリティ技術を中核に、現場で使いやすいBIツール、各種データを連携させるEAIツールを組み合わせたこのサービスについて、エリアビイジャパン 代表取締役社長 鈴木一成氏に話をうかがった。
記事 その他情報系 【特集】ノーツ マイグレーション実践特集 2010/10/08 1990年より導入が進み、長らく日本企業の情報基盤を支えてきたノーツ。企業を取り巻く環境が激変する今、運用コスト、保守人員、セキュリティやガバナンスといった点で、多くの企業がノーツの見直しの必要性が迫られています。 しかし多くの企業が見直しの必要性を感じながらも、複雑なアプリケーション移行の技術的な問題やそのコスト、移行にかかる手間や期間などがボトルネックになり、その移行は思うように進んでいません。本特集では、ノーツの移行に際してユーザーが突き当たる課題と越えるべきハードルを分析し、それを解決するための具体的なソリューションを紹介いたします。
記事 Wi-Fi・Bluetooth 【インタビュー】 「使いやすい通信モデムが欲しい」 その思いが形になったサンデンのM2Mモジュール搭載通信モデム 2010/10/08 カーエアコンや自動販売機のメーカーとして有名なサンデンが、ソフトバンクモバイルの通信網に対応したM2M向けの通信モジュール搭載機器を開発しているとは、知らない方も多いのではないだろうか。機器のオペレーションを省力化する目的でスタートし、今では幅広い用途に応用されている。ユーザー視点を貫き続けた開発秘話を、サンデン エレクトリックEngセンターのセンター長である中島和也氏にうかがった。
記事 セキュリティ総論 【ラック 西本逸郎氏】「やらなければならないセキュリティ」より「やるセキュリティ」が重要に 2010/10/06 企業がクラウドコンピューティングを利用するようになれば、企業のIT活用のスタイルは変化せざるをえないかもしれない。すると当然、情報セキュリティについても考慮すべき事柄も変わってくるだろう。とくに昨今注目を集めるスマートフォンは、クラウド活用と密接にかかわることになる。ラック 取締役常務執行役員 サイバーリスク総合研究所 特別研究員 西本逸郎氏はクラウドによる変化と、セキュリティの動向、企業が行うべき対策について語った。
記事 Wi-Fi・Bluetooth 【インタビュー】 3G通信が広げる、デジタルサイネージの可能性 2010/10/05 フォーセットはソフトバンクモバイルの通信網を通じてコンテンツを配信する、ワイヤレスなデジタルサイネージ製品をリリースしている。M2Mの通信モジュールを組み込んだセットトップボックスやモニタ一体型など、用途に応じて選べる製品ラインアップを展開し、広告にとどまらない利用方法を提案している。今回はフォーセットを訪ね、ワイヤレス化がデジタルサイネージにもたらすメリット、それにより広がる用途について、ブロードバンド事業本部 本部長である和泉 進氏に話をうかがった。
記事 クラウド 丸山不二夫氏インタビュー:「ビフォークラウド/アフタークラウドでネットワークトラフィックは劇的に変わる」 2010/10/01 ますます注目が集まっている「クラウド」だが、導入に踏み切る企業はまだ限られている状況だろう。クラウドを導入検討するうえで、企業は何が必要になるのか、どういう考え方で進めればよいのか。企業のクラウド導入が本格化しようとする今、何が課題となるのだろうか。さまざまなメディア・講演を通じてクラウドに関する情報を発信している早稲田大学大学院 客員教授 丸山不二夫氏に話を伺った。
記事 メールセキュリティ 【特集】メールアーカイブを見直す~増え続けるデータとの格闘に決別を~ 2010/10/01 電子メールを利用していない企業はいまやほとんどいないだろう。その一方で、メールが各クライアントPCで野ざらしになっていたり、あるいは適切な期間保管されていなかったり、必要なときに必要なメールを見つけられないという事態に遭遇していないだろうか。電子メールは今や企業を支える“インフラ”であり、それを整備することはセキュリティ向上やコンプライアンスの実現に効果を発揮するうえ、実は企業の業務効率を改善する決め手にもなりうる。本特集では、「メールアーカイブ」、つまりメールの保管方法について見直し、企業の競争力を向上する方法についてご紹介したい。
記事 情報共有 Evernoteとは何か?ビジネス活用でさらなる注目を集める“記憶のプラットフォーム” 2010/09/30 “記憶のプラットフォーム”として世界的にユーザー数を伸ばしているEvernote(エバーノート)。オンラインストレージサービスでもなく、ドキュメント共有サービスでもない。まったく新しい発想で利用できる、新感覚のパーソナルクラウドサービスだ。昨今では、ビジネス活用はもちろん、SAPなどの企業ソリューションとの連携も活発化してきた。Evernoteはなぜこれほどまでにヒットしたのか。どのようにビジネスに活用できるのか。周辺サービスも含めたその詳細について、詳しく見ていくことにしよう。
記事 その他ハードウェア ビジネス向け省スペースPCの「本当に気になるポイント」を徹底比較! 2010/09/29 専有面積が少なく、置き場所を選ばない省スペースPCは、ビジネス向けパソコンの定番と言える。実際、各メーカーからさまざまなビジネス向け省スペースPCがリリースされており、選択肢は豊富だ。、BTOなどでハードウェアの違いはコモディティ化している昨今、導入の際にはどのようなことに注目して選ぶべきだろうか。ここでは単なる性能や価格だけでない、ビジネス向け省スペースPCの本当に気になる部分にフォーカスして比較していこう。(製品比較の機種選定・比較は、ソフトバンク ビジネス+IT編集部が実施しています)
記事 タブレット・電子書籍端末 【大和総研 耒本一茂氏インタビュー】iPad導入に最適な企業の特徴、ビジネス活用時に注意するべきポイント 2010/09/29 発売からわずか数ヶ月で300万台以上を売り上げたiPad。しかし、年末にかけてiPadの対抗馬となる端末が各社から続々とリリースされ、端末間の競争激化も予想されている。その一方で、iPad導入を表明する企業も増えてきた。iPadをめぐる各社の動向、企業にとってのiPadの価値、iPadをビジネスで活用する際のポイントなどについて、大和総研 金融・公共コンサルティング部 主任研究員 耒本一茂氏に話を伺った。
記事 Wi-Fi・Bluetooth iPadのビジネス活用を促進するセキュリティ対策 ~セキュアなリモートアクセス環境を手軽に構築~ 2010/09/24 発売以来、コンシューマ市場にとどまらず、ビジネスの現場でも注目を集めているのが、Appleのタブレット型端末「iPad」だ。ビジネスへの活用事例が早くも出始めているが、利便性ばかりが注目され、セキュリティへの対応は後回しになっていないだろうか? より安心してiPadをビジネス利用できる環境を構築するため、NTTPCコミュニケーションズの「セキュアアクセス for iPad(通称)」に注目したい。
記事 Wi-Fi・Bluetooth 【特集】iPadのビジネス活用を加速するセキュリティ環境構築術 2010/09/24 ワークスタイルが多様化する現代では、モバイル端末を有効利用することがビジネスの幅を広げることにつながる。とくにタブレットPC市場を席巻したiPadは、その先進性や直感的な操作性などで、コンシューマだけでなくビジネスの現場でも熱い注目を集めている。しかし、セキュリティに不安があると全社的な導入をするのは難しく、かといって属人的な活用ではせっかくのiPadの利便性を最大限に活用できない。そこで、iPadのビジネス活用を促進するためにも、セキュアなリモートアクセス環境について検討したい。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 スマートグリッド市場調査:2010年に1兆円超え、2020年には5兆8,170億円へ--09年比で618.5%の拡大 2010/09/22 富士経済は、スマートグリッドへの各国・各地域の取り組み状況を把握する調査を行い、その結果を「2010 ワールドワイド スマートグリッド構築実態調査」としてまとめた。
記事 ガバナンス・内部統制・不正対策 GRCで立ち遅れる日本企業は今何をすべきか?【リスクマネジメント鼎談】 2010/09/21 企業が取り組むべき内部統制やリスクマネジメントなどにおける組織的活動を総称する略語として、「GRC (Governance, Risk management and Compliance)」が頻繁に使われるようになってきた。グローバルな視点で見た場合、日本企業の多くはGRCへの対応に立ち遅れ、世界標準とのギャップがますます大きくなっている。長期的な経済不況でコスト削減が重要視される中、効率のよい世界標準GRCの実践とは? デロイト トーマツ リスクサービス 取締役執行役員 パートナーの丸山満彦氏と、NRIセキュアテクノロジーズ 上級セキュリティコンサルタントの鴨志田昭輝氏、同社セキュリティコンサルタント 山倉 直氏の三方にお話を伺った。
記事 セキュリティ総論 【eBay CISO デイブ・カリナン氏】クラウドで変わるセキュリティ、国や企業を超えた協調が重要 2010/09/17 9月9日と10日にかけて、RSA CONFERENCE JAPAN 2010が開催された。もともとは暗号化技術の国際会議としてスタートしたものだが、現在、ビジネスと密接に結びつくセキュリティ問題を広く考える場として、米RSA CONFERENCEは1万人以上の参加者を集める大きな会議となっている。その基調講演で、米eBay CISO(Chief Information Security Officer:最高情報セキュリティ責任者)クラウド・セキュリティ・アライアンス(CSA)会長のデイブ・カリナン氏が登壇。カリナン氏は、クラウドがもたらした変化、それに対してセキュリティがどう変わるのか、クラウド・セキュリティ・アライアンスはどのようなミッションを担うのかについて語った。