ためらいがちのモバイルサイト構築に強力な一押し──開設から集客、リピーター育成までトータルに支えるASPサービス群

【特集】モバイルマーケティングで顧客価値を創造する方法～SaaS/ASP型ソリューション～

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モバイル端末からのインターネット利用者は8,000万人を超えた。広告費が冷え込む日本の現況でも、モバイル広告費は直近5年間の平均で140％近い伸びを示している。これからのB to Cビジネスは、ますますモバイル抜きでは語れないと多くの企業が感じているだろう。しかし、モバイルサイト構築といった具体的なアクションに踏み切れずにいる企業もまた多い。こうしたモバイルサイト導入のためらいを払拭するソリューションについて、NECビッグローブの渡辺雄太氏に話を伺った。

モバイルサイト導入を考える企業は多いのに、
なぜ導入が進まないのか？

　総務省の調査によると、モバイル端末からインターネットを利用する人は2009年時点で約8,000万人と、PCからの利用者数（約8,500万人）とほぼ同数となり、伸び率ではPCを圧倒している状況だ。とくに10代・20代のユーザーや女性ユーザーでは、PCよりもモバイルでインターネットを利用する時間のほうが長いという。

　「このようにユーザーのモバイルインターネット活用が増える一方、企業によるモバイルサイトの開設率は依然低く、企業全体では約2割、大企業だけで見てもまだ3割程度です。モバイルサイトに販促や顧客満足向上の効果があると考えていても、実際に導入へ踏み切れていない現状が伺えます」と、NECビッグローブ株式会社ビジネスサービス事業部主任（アプリケーションサービスグループ）渡辺雄太氏は分析する。

　しかし、それではなぜ、モバイルサイトの効果を期待しながらも、実際に導入している企業が少ないのだろうか？

NECビッグローブ
ビジネスサービス事業部
主任（アプリケーションサービスグループ）
渡辺雄太氏

「やはり、専門知識も人手もないということで、導入をためらってしまうケースが多いようですね。携帯サイトは小規模の企業や店舗のニーズも多いのですが、その規模の企業はもちろん、中規模以上の企業にしても、携帯サイト専任の人材を確保するのは難しいものです。『人手も知識もない。結果的に導入を躊躇せざるを得ない』ということではないでしょうか」（渡辺氏）

　実際に、「消費者が使いやすいモバイルサイト」を構築するのはかなり難しい。PC用のサイトとは表示できるデータサイズや画面解像度に大きな差があるため、情報は絞って訴求しなければならない。当然マウスやキーボードはなく、クリックやスクロールの操作は携帯端末となるため、端末の操作性を熟慮したインターフェイスも重要だ。加えてキャリアごとに仕様の差があったり、端末メーカーごとにフォントの種類や文字サイズが違ったりなど、かなり独特のノウハウ/専門知識が必要となる。

　上記のような理由から、多くの企業はモバイルサイト開設に踏み切れていないのだろう。しかし、企業の2割程度しかモバイルサイトを開設していない現状では、利便性の高いモバイルサイトはそれだけで価値が高い。競合他社に先んじてうまく構築できれば、大きなビジネスチャンスを創出できるだろう。そこで検討したいのが、モバイルサイトの構築サービスである。

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