Security Management Conference 2022 Summer 協賛各社 提供コンテンツ

  • スペシャル
  • 会員限定
  • 2022/11/24 掲載
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
クラウド活用が進む中、サイバーセキュリティにおける暗号技術の重要性が増している。しかし、暗号技術は誤解も多く、正しく活用されているとは言えない。サイバーセキュリティの現状と暗号技術の課題、そしてその活用方法について、立命館大学情報理工学部教授で、デジタル庁次世代セキュリティアーキテクチャ検討会委員も務める上原哲太郎氏に語ってもらった。

深刻化するランサムウェア被害、攻撃者の変化とは

 セキュリティ事故における攻撃者の変化について、立命館大学情報理工学部教授の上原哲太郎氏は、以下のように解説する。

「もともとサイバー攻撃は、技術的に優れていることを誇示したい人たちによって行われた経緯があります。愉快犯といわれる攻撃者です。ですが近年は『金銭目的』『破壊工作・諜報』など、目的を持った外部犯に変わってきました」(上原氏)

 近年、ランサムウェアによる攻撃が深刻化している。国内での主要な被害事例を挙げると、2018年には奈良県宇陀市立病院の電子カルテがランサムウェアによって使えなくなる事件があった。2020年にはゲームソフトウェアメーカーのカプコン、2021年には徳島県つるぎ町立半田病院、2022年3月には東映アニメーションがランサムウェア攻撃にあっている。

「ランサムウェアの被害は数多く起こっています。特徴的なのは、VPN(仮想私設網)への攻撃が増えていることです。テレワークの普及に伴い、自宅から企業のシステムにアクセスする際にVPN装置が広く使われていますが、このVPN装置の脆弱性が狙われるのです」(上原氏)

この記事の続き >>
・対策すべきことは不変、それでもセキュリティ被害が後を絶たないワケ
・デジタル庁が提唱する、クラウドに移行で注意すべきこと
・クラウドセキュリティに欠かせない「暗号化技術」、期待される新しい暗号

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます

関連コンテンツ


処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます