- 2022/04/20 掲載
CTC、クラウドネイティブ化の技術支援サービス「C-Native」を強化
企業のクラウド活用が進む中で、自社のアプリケーションをクラウドに最適化させる動きであるクラウドネイティブ化への期待が高まっています。クラウドネイティブ化は、コンピューティングリソースの利用を柔軟に伸縮可能にするとともに、迅速なアプリケーション開発・リリース・再利用を容易にします。また、オンプレミス~プライベート・パブリッククラウドの違いを意識することなくアプリケーションの利用を可能にします。このクラウドネイティブ化のメリット活用により、即応性のあるビジネス展開が期待されています。
しかしその一方で、コンテナ環境構築・シークレット管理・システム運用/セキュリティ対応の負荷増大により、自社への導入や定着への課題が取り上げられています。
CTCでは、ITシステム・ITインフラへの多種多様化するお客様のニーズや課題に対して、様々なクラウドや新旧技術が混在するハイブリッドクラウド環境を継続的に最適化して提供するための4つのサービス群を「OneCUVIC」というブランド名称で展開しています。その1つが"お客様のクラウドネイティブ化支援を進める"ことで、今回の機能強化はその一環です。OneCUVIC全体で2025年には年間650億円の売上を目指します。
今回追加する、コンテナ環境の自動構築の機能では、設定ファイルを元に新たなインフラを自動で構築することが可能となり、人為的なミスを防止できるとともに、Webサービスへのアクセスの急増にタイムリーに対応できます。
認証情報を管理するシークレット管理機能は、従来はシステムの増加に応じてシステム間の連携や他システムとの接続に関して個別に認証設定する必要があったものを、容易に認証・認可できるようにしました。これにより、作業負荷や作業ミスを軽減し、安全なシステム連携と運用が可能になります。
システムの運用監視を行うAIによるオブザーバビリティ機能は、膨大な量のシステムリソース情報・ログ情報・トレース情報の可視化だけでなく、AIを用いた障害原因の分析により、高度なオブザーバビリティ環境を実現します。
CTCは、今回強化したC-Nativeを含むOneCUVICの提供により、クラウドネイティブ環境下のアプリケーションやシステムアセスメント、システム環境の設計や構築、既存システムとの連携、運用の設計や継続的な開発(CI/CD)を支援します。
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