- 2025/04/02 掲載
米ISM製造業景気指数、3月は50割り込む 支払い価格は約3年ぶり高水準
[ワシントン 1日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が1日発表した3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.0に低下し、3カ月ぶりに拡大・縮小の分岐点となる50を割り込んだ。製造業におけるインフレの指標となる支払い価格も約3年ぶりの水準に急上昇した。トランプ米政権の関税措置の影響を巡る懸念の高まりを示唆した。
PMIの市場予想は49.5。2月は50.3だった。
構成指数では、先行指標となる新規受注が45.2と、前月の48.6から低下し、2023年5月以来の低水準となった。
支払い価格は69.4と、前月の62.4から上昇。22年6月以来の高水準となり、モノの価格の上昇が続き、物価上昇圧力が高まる可能性を示唆した。
供給業者の納入を示す指数は53.5と、2月の54.5から小幅低下した。50を超えると納入の遅延を示す。
雇用は前月の47.6から44.7に低下した。
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