住友不が中計、当期利益の連続最高益の更新目指す

Shinichi Uchida

［東京　２８日　ロイター］ - 住友不動産は２８日、２０２８年３月期までの中期経営計画を発表した。３年間で分譲マンション７０００億円、保有株式１０００億円の売却収入を見込む一方、東京都心とインド・ムンバイへの投資に７０００億円を充てる。２５年３月期まで１２期連続の最高益更新を見込む当期利益について、今後の３年間も最高益更新を目指す。

株主還元では年１０円の累進配当（増額）を予定通り進め、中計の進捗が順調な場合、さらなる増配を検討する。期間中、機動的な資金枠として２６００億円を確保し、新規投資やＭ＆Ａ（合併・買収）、自社株取得、追加増配に備えるという。