- 2025/03/28 掲載
日経平均は続落で寄り付く、トランプ関税警戒が継続 自動車弱い
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比442円45銭安の3万7357円52銭と続落してスタートした。配当権利落ち日に当たり、日経平均は寄り付きで約310円差し引かれている。一時500円超安に下げ幅を拡大した。
トランプ米大統領による高関税政策への警戒感が継続し、自動車株を中心に弱い地合いとなっている。一方、ドル/円は150円後半と前日に比べ円安で推移し、投資家心理を支えている。 主力株はトヨタ自動車が4%安。ソニーグループは小安い。東京エレクトロンなど半導体関連は総じて軟調。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小安く、ソフトバンクグループは軟調となっている。
朝方発表された東京都区部消費者物価指(生鮮食品を除く、コアCPI)は予想を上回る伸びだった。三菱UFJフィナンシャル・グループなどメガバンクは軟調となっている。
<08:20> 寄り前の板状況、トヨタ・ファーストリテは売り優勢
市場関係者によると、寄り前の板状況は、主力株ではトヨタ自動車、キーエンス、NTTが売り優勢の一方、ソニーグループ、リクルートホールディングス、信越化学工業が買い優勢となっている。
指数寄与度の大きい東京エレクトロンは売り買い拮抗、ファーストリテイリングは売り優勢。
メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループが買い優勢となっている。
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