- 2025/03/17 掲載
中国百度、新型AIモデル2種を投入 業界競争激化
ディープシークが、米国の業界を主導するモデルと同等以上のAIモデルを低コストで展開したことは業界を動揺させ、世界的なAI競争を改めて激化させた。
バイドゥは、新モデル「アーニーX1」はディープシーク「R1」と同等の性能を半額で提供すると説明。X1は理解、計画、考察、進化の面でより強い能力を持つ、自律的にツールを使用する初の深層思考モデルだと述べた。
もう一つの最新版「アーニー4.5」は、文章や動画、画像、音声といった異なるフォーマットを理解して処理する優れた能力と、より高度な言語能力を持ち、理解力、生成力、論理力と記憶力が総合的に向上している。さらに「EQ(心の知能指数)が高く」、ミーム(ネット上の画像ネタ)や風刺漫画を簡単に理解できると強調した。
バイドゥは米オープンAIが開発した対話型AI「チャットGPT」スタイルの自動会話プログラム「チャットボット」を早期に開発した中国のハイテク大手の一社。ただ、大規模言語モデルであるアーニーの性能がオープンAIのAIモデル「GPT4」に匹敵すると主張しているものの、激しい競争下で利用者の拡大に苦戦している。
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