- 2025/03/17 掲載
バフェット氏のバークシャー、5大商社の持ち株比率引き上げ
Kentaro Okasaka
[東京 17日 ロイター] - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが、日本の大手商社5社の持ち株比率を引き上げたことが分かった。関東財務局に17日、変更報告書を提出した。三菱商事株の保有比率は8.31%から9.67%に上昇した。
伊藤忠商事株の保有比率は7.47%から8.53%に、三井物産株は8.09%から9.82%に、丸紅株は8.30%から9.30%に、住友商事は8.23%ら9.29%にそれぞれ引き上げた。財務局への報告義務発生日はいずれも3月10日。
バフェット氏は今年2月の「株主への手紙」で、現金を保有するよりも米国株を中心とした株式への投資が望ましいとの考えを示し、日本の5大商社への投資を拡大する可能性に言及。5大商社と、10%の持ち株比率上限を「適度に緩和」することで合意したと明らかにしていた。
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