- 2025/03/13 掲載
仏中銀、25・26年経済成長予想を下方修正 貿易摩擦が輸出に打撃
今年の成長率予想を前回の0.9%から0.7%に下方修正した。昨年の実績は1.1%だった。
中銀は、トランプ米大統領による関税の脅威に伴う経済的不確実性から今年の成長見通しが0.1%ポイント押し下げられたと推定。「われわれの予想は、(対中関税引き上げ以外の)トランプ政権の関税措置に伴う不確実な状況を考慮している」と説明した。
ただフランスの輸出は米市場へのエクスポージャーが低く、脅威が実際の関税引き上げに発展した場合でも他の欧州連合(EU)諸国より影響が小さい見込みだとした。
今後については、企業投資の改善を背景に2026年の成長率が1.2%(1.3%から下方修正)、27年は1.3%(修正なし)になるとの予想を示した。
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