- 2025/03/11 掲載
VWの25年営業利益率、前年並みと予測 コスト高が重し
24年は5.9%。LSEGがまとめた市場予想の平均(6.1%)に沿った水準となった。
同業他社と同じく控え目な見通しを示した。自動車業界は需要低迷、コスト高、貿易摩擦といった課題を抱えている。
アルノ・アントリッツ最高財務責任者(CFO)は講演原稿で「当社には強力なブランド、優れた製品、世界的な規模がある。こうした強みを踏まえると、今回の業績見通しに満足することはできない」と表明。
「これはグローバル経済と根本的な変革の真っただ中にある業界の今の課題を反映している」とし、バッテリー電動車(BEV)の強化やバッテリーセルの生産拡大に伴うコストの高さを指摘した。
25年の見通しではトランプ米大統領が警告しているメキシコや欧州に対する関税の影響を考慮していない。
同社は24年の優先株の配当を1株6.36ユーロとすることを提案。前年は9.06ユーロだった。昨年12月に大規模な人員削減などを発表しており、コスト削減を進めている。
25─29年の5カ年投資計画は1650億ユーロ。前回の計画を150億ユーロ下回った。
24年の営業利益は15%減の191億ユーロ(208億ドル)、売上高は3240億ユーロ。LSEGがまとめた市場予想と一致した。
同社は乗用車ブランドの販売が予想を下回ったことを受けて、昨年2回、業績見通しを引き下げていた。
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