トヨタ、11日午後も国内3工場4ラインを停止＝中央発条事故で

［東京　１１日　ロイター］ - トヨタ自動車は、１１日午後も国内３工場４ラインの稼働停止を継続すると明らかにした。取引先の部品メーカー、中央発条の工場で６日に爆発事故が起き、部品供給が滞っているため。

１２日以降の稼働については、１１日夕に改めて判断する。

稼働を停止しているのは高岡工場（愛知県豊田市）の１ラインと豊田自動織機の長草工場（同県大府市）の２ライン、ダイハツ工業の京都工場（京都府大山崎町）の１ライン。

爆発事故は６日午前、中央発条の自動車用コイルばねの製造ラインがある藤岡工場（愛知県豊田市）で発生。同社によると、男性１人が死亡し、男性２人が負傷した。同工場では２０２３年にも爆発事故が起きている。