- 2025/03/10 掲載
中国乗用車販売、1─2月は前年比+1.3% 購入補助や値下げが寄与
2月の販売は前年同月比26.1%増の141万台。1月は12%減だった。今年の春節休暇が1月下旬、昨年が2月だったことが影響した。
王文濤商務相は先週、消費財の下取り制度で今年100万台以上の自動車が下取りされたと述べた。
CPCAの幹部は、今年1500万台が中央・地方政府の購入補助を受けるとの見通しを示した。
EVとプラグイン・ハイブリッドの2月の販売台数は79.7%増。乗用車販売全体に占めるシェアは48.8%で、ガソリン車を3カ月連続で下回った。
2月は比亜迪(BYD)が人気の「海洋」「王朝」シリーズに追加料金なしで高度運転支援システムを装備。ライバル各社もこれに追随し、手頃な価格のスマートEVを提供した。トヨタは先週、中国で2万ドルのスマートEVを発売した。
1年前に初めてEVを発売した小米科技(シャオミ)はすでに市場を揺るがす存在になっており、2月の販売は2万3728台に達した。
一方、米テスラのEV販売は2万6777台と、2022年11月以来の低水準に落ち込んだ。
テスラが2月に輸出した中国製EVは前年同月比87.1%減の3911台。
2月の乗用車輸出は全体で11%増。1月の3%増から加速した。
PR
PR
PR