- 2025/02/17 掲載
午後3時のドルは151円半ばに下落、日銀利上げ巡る思惑で一時円買い
[東京 17日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の151円半ばで売買が交錯している。午前中は市場予想を大幅に上回る国内総生産(GDP)で日銀の利上げ観測が強まって日米金利差の縮小が意識され、円が買われた。ただ、積極的にポジションを傾けるまでの材料ではないとの見方もある。
米小売売上高の下振れなどを受けた米金利の低下を背景に、ドル安地合いで週明けの取引が始まり、GDPで円買いの勢いが増した。ただ、GDPが良好でも「利上げを早めるまでの材料にはならない」(国内銀の為替セールス担当)との指摘もあり、151円半ばでいったん下げ止まった。午後に入ってからは151円半ばから後半で売買が交錯した。
他に目立った材料がない中で日銀に市場の注目が集まりやすい状況が続いており、きょうは米国とカナダが休場で取引の見送りムードが強まりやすく、値幅も出やすい。
IG証券の石川順一・シニアマーケットアナリストは、「日銀の植田和男総裁が食料品などの価格上昇が国民生活に強いマイナスの影響を及ぼしていることは深く認識していると述べたことや、田村直樹審議委員の発言などが土台となり、強いGDP結果が重なった」と指摘、日米金利差が縮小傾向にあることからドル/円が下落したとの見方を示した。7日の安値(150.93円)と重なる151円を明確に下回ると、下げが加速するとしている。
ドル/円に関しては、トランプ米大統領が自動車関税を課す考えを示していることなどを踏まえると、円が「安心して買える通貨でもない」(前述の国内銀為替セールス担当)として、ドル売り/円買いでポジションを積極的に構築する状況でもないとの見方も聞かれた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 151.50/151.5 1.0489/1.04 158.94/158.9
5 91 5
午前9時現在 152.00/152.0 1.0487/1.04 159.43/159.4
2 90 4
NY午後5時 152.33/152.3 1.0491/1.04 159.78/159.8
6 95 3
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