- 2025/02/17 掲載
実質GDP、年2.8%増=3期連続プラス―24年10~12月期
内閣府が17日発表した2024年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.7%増、この成長が1年続いた場合の年率換算で2.8%増だった。企業の設備投資が好調で3四半期連続のプラス成長となった。
24年通年の実質GDPは前年比0.1%増だった。また、物価変動の影響を反映した名目GDPは2.9%増、実額では609兆2887億円で、通年で初めて600兆円を突破した。
10~12月期実質GDPの内訳を見ると、内需の柱である個人消費は前期比0.1%増で3期連続のプラス、設備投資は0.5%増で2期ぶりのプラスとなった。住宅投資は0.1%増。公共投資は0.3%減だった。
輸出は1.1%増、輸入は2.1%減だった。GDPの増減に与える影響(寄与度)は内需がマイナス0.1%、外需はプラス0.7%となった。
【時事通信社】 〔写真説明〕内閣府=東京都千代田区
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