- 2025/02/08 掲載
米国のインフレ高止まり、労働市場は健全=クーグラーFRB理事
クーグラー理事は米フロリダ州マイアミで行った演説で、この日発表された1月の雇用統計について、「鈍化や過熱のいずれの兆候もみられない健全な労働市場と整合している」と指摘。同時に、インフレ率は2022年半ばのピークからは大幅に低下しているものの、このところのインフレ進展は緩やかかつ不均一で、インフレは高止まりしていると述べた。
また、米政権の新たな政策が経済に与える影響について「かなりの不確実性」があるとした上で、「今後、適切なフェデラルファンド(FF)金利を検討するにあたり、われわれはこうした動向を注視し、今後発表されるデータや見通しの変化、リスクのバランスを引き続き慎重に検証していく」と述べた。
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