- 2025/03/12 掲載
米BofA、投資銀行部門でジュニアバンカー150人削減=消息筋
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米銀行大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)は投資銀行部門で150人のジュニアバンカーを削減する。事情を知る関係者2人が11日明らかにした。
毎年行っている業務成績不振者整理の一環。ただ今年前半のM&A(合併・買収)取扱件数は見通しを下回っている。米金融大手では既にJPモルガンやゴールドマン・サックスが同様の措置を実施済み。
関係者の1人によると、BofAはアソシエートやアナリストを含め、整理対象のジュニアバンカーの大半に投資銀行以外の業務に移るよう提案する。しかし別の関係者によると、異動ではなく退職を選択するバンカーもいるという。
この関係者2人によると、同行は数週間前に毎年実施する業務成績評価手続きの一環として、全世界の投資銀行部門とグローバル市場部門で従業員を整理した。関係者の1人によると、削減人数はこうした部門の全従業員数の1%に相当し、マネジングディレクターやディレクター、バイスプレジデントも含まれている。また3番目の別の関係者によると、こうした手続きの過程でマネジングディレクター10人余りが解雇された。
BofAは投資銀行部門およびグローバル市場部門の従業員数を公表していない。グローバルバンキングとグローバル市場部門は昨年第4・四半期の純利益に占める割合が45%だった。
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