- 2025/02/07 掲載
実質消費支出12月は2.7%増、5カ月ぶりプラス 24年は2年連続減
Tetsushi Kajimoto
[東京 7日 ロイター] - 総務省が7日発表した12月の家計調査によると、2人以上の世帯の実質消費支出は前年比2.7%増だった。増加に転じるのは5カ月ぶり。2022年8月の5.1%以来の高い伸びだった。
費目別では、設備修繕などの住居(15.8%増)、自動車等関係費などの交通・通信(6.5%増)、洋服や下着類などの被服及び履物(4.1%増)が主に寄与した。
エコノミストの事前調査では0.2%増が予想されていた。前月に電気・ガス代の政府補助などが終了、さらにコメなど食料品の高騰を背景に消費は抑制気味になるとみられていた。
総務省の担当者は「振れが大きい項目が多いということを留意してほしい」と説明した。
季節調整済み実質消費支出は前月比2.3%増だった。
2024年通年の消費支出は前年比実質1.1%のマイナスと、2年連続で減少した。
*詳細を加えました
*総務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
http://www.stat.go.jp/data/kakei/index.htm
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