- 2025/01/31 掲載
メキシコ第4四半期GDPは前期比0.6%減、3年ぶりマイナス
ロイターがまとめたエコノミスト予想の0.2%減を上回るマイナス幅となった。農業、漁業、鉱業などの第1次産業が前期比8.9%減少し、全体を押し下げた。製造業が含まれる第2次産業は1.2%減った。
前年比では0.6%増えたが、21年第1・四半期以来の低い伸びとなり、ロイター調査による予想の1.2%増を大きく下回った。
メキシコはなお金融引き締めの影響に直面している上、米国の輸入関税で経済がさらに打撃を受ける可能性がある。中央銀行は来週に政策金利決定会合を開く。
パンテオン・マクロエコノミクスのエコノミスト、アンドレス・アバディア氏は「ひどい数字だ。金融環境逼迫の打撃が強まり、外的環境が悪化する中で成長が鈍化するという全体的な状況と一致している」と述べた。
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