• 2025/01/21 掲載

トランプ米政権の政策、銀行は影響を分析 混乱から利益との声も

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Lawrence White Sinead Cruise

[ロンドン 21日 ロイター] - 米大手銀行JPモルガン・チェースの幹部は21日、トランプ米政権の貿易や規制政策などの影響を分析するため、JPモルガンでは徹夜で検討が行われたと明らかにした。

JPモルガン・チェースの資産・ウェルスマネジメント部門責任者メアリー・キャラハン・エルドーズ氏は、世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)のパネルディスカッションで「この24時間は、われわれ全員が消化しなければならない多くの変化が起こることを示している」と語った。

トランプ米大統領は20日、前政権の80近い大統領令を撤回すると表明し、新たな規制を即時凍結するほか、連邦政府職員の採用凍結も実施する方針を示した。

エルドーズ氏は「JPモルガンは、これら一つひとつを分析・評価するための作戦会議室を設置し、徹夜で取り組んでいる」と述べた。「多くは非常に親ビジネス的な環境を実現するためのものだ」と指摘した。

英大手銀スタンダード・チャータードのビル・ウィンターズ最高経営責任者(CEO)はダボス会議で、トランプ氏の新政権が落ち着くにつれて、世界の貿易の流れは「興味深い混乱」に見舞われると予想した。

「関税に関してどのような政策や影響が出てくるかはまだ分からないが、大規模な貿易黒字を抱える中国が主な対象であることは明らかだ」と述べた。

グローバルに事業を展開する大手銀行は、市場をつなぐ役割を担うことで混乱から利益を得ることも可能だろうが、地元に特化した銀行は苦戦を強いられるかもしれないと語った。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます