• 2025/01/17 掲載

基礎的財政収支、25年度は4.5兆円の赤字 黒字化後ずれ=内閣府試算

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Yoshifumi Takemoto

[東京 17日 ロイター] - 政府は17日に公表した中長期の経済財政に関する試算で、2025年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)が4.5兆円の赤字となる見通しを示した。昨年7月に黒字化の見通しを示していたが、昨年末にまとめた24年度補正予算や防衛費増強などによる歳出増が響き、黒字化達成は26年度に後ずれする。

25年度にPBを黒字化するとの政府の財政健全化目標は達成できない見通しとなり、今後の目標の取り扱いについては、25年度予算通過後、政府・与党内で議論し、6月にもまとめる「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に反映する。

内閣府は25年度のPBについて、昨年7月の試算で8000億円の黒字に浮上するとの見通しを示していた。しかし24年度補正予算の影響で5.8兆円歳出が増えるほか、歳入面でも防衛費増強による外為特会活用1.0兆円、基礎控除引き上げによる25年度の税収減7000億円、金利上昇による日銀納付金など税外収入の下振れ6000億円などが響く。一方、25年度の税収は 2.1兆円上振れる。

26年度のPBは、実質成長率がゼロ%台半ばにとどまる低成長シナリオでは8000億円の黒字、成長率が20年代後半に1%台半ばに上がる高成長シナリオでは2.2兆円の黒字を見込む。

景気が下振れ、政府の支出が、毎年、名目国内総生産(GDP)の0.5%程度増加する場合、低成長が続けば34年度までPBは赤字が続くとの試算も示した。

2001年度に当時の小泉純一郎内閣が導入したPB黒字化目標は、その後一度も達成されておらず、政府は黒字化達成年度の先送りを繰り返してきた。

ただ25年度の名目国内総生産(GDP)に対するPB赤字の比率は0.7%で、01年度以降で最小の赤字幅となっている。17日の経済財政諮問会議で民間議員らは、「25年度にPB黒字化しないものの、総じてみれば財政健全化に向けた前進が確認できる」と指摘。早期のPB黒字化に向け、潜在成長率の引き上げや歳出改革努力の継続が必要との提言をまとめた。

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