- 2025/01/10 掲載
Zenken、鳥取県と外国人介護人材の受け入れ体制整備
Zenkenは、鳥取県内の外国人介護人材の受け入れ体制の整備に協力する。鳥取県から外国人人材を受け入れたり、受け入れを検討したりしている介護施設の職員の研修事業を受託した。オンライン研修を通じて必要な知識や実践ポイントを解説する。少子・高齢化や賃金低迷などを背景に介護人材の不足は30万人超ともいわれる。Zenkenは全国の自治体と外国人材の活用を目指す。
オンライン研修は、Zenkenの外国人支援コンサルタントや介護福祉士の国家資格を持つ日本語講師が担当。外国人介護人材の文化、風習への配慮、職場環境の整備に必要なポイント、円滑な意思疎通を実現する日本語表現や指導方法などを解説する。このほか外国人介護職員と受け入れ側の日本人職員が登壇するオンライン座談会を通じて、介護施設で働く外国人が職場で感じている課題やサポート方法を共有する。
厚生労働省の予測によると、日本国内の介護人材は2025年に約37万人不足する。人手不足を受けて外国人の介護人材の受け入れは進んでいるが、定着率の低さが事業者の課題となっている。このためZenkenは今後、自治体と共同で日本語教育だけでなく、異文化理解など事業者の体制面も整備していく考えだ。
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