Echo Wang

［９日　ロイター］ - 米国株式市場は主要３指数がいずれも下落して取引を終えた。週内に重要なインフレ指標の発表を控える中、半導体大手エヌビディアが下落し、テクノロジー株の重しとなった。

中国の国家市場監督管理局（ＳＡＭＲ）は９日、独占禁止法違反の疑いでエヌビディアの調査を開始したと発表した。これを受けて同社株が売られ、情報技術セクターを押し下げた。

半導体大手アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ（ＡＭＤ）は、ＢｏｆＡグローバル・リサーチが投資判断を引き下げたことで下落し、フィラデルフィア半導体指数の重しとなった。

ＣＦＲＡリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏は「中国が（エヌビディアを）独禁法違反の疑いで調査していることがややサプライズとなった。これが市場に水を差している」と語った。

投資家は１７─１８日の連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を前に、１１日に発表される消費者物価指数（ＣＰＩ）と１２日に発表される卸売物価指数（ＰＰＩ）のデータに注目している。

終値 前日比 ％ 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株３０種 44401.93 -240.59 -0.54 44637.97 44728.51 44382.83

前営業日終値 44642.52

ナスダック総合 19736.69 -123.08 -0.62 19824.09 19872.79 19698.05

前営業日終値 19859.77

Ｓ＆Ｐ総合５００種 6052.85 -37.42 -0.61 6083.01 6088.51 6048.63

前営業日終値 6090.27

ダウ輸送株２０種 16816.65 -62.75 -0.37

ダウ公共株１５種 1019.35 -16.18 -1.56

フィラデルフィア半導体 5018.84 -42.46 -0.84

ＶＩＸ指数 14.19 1.42 11.12

Ｓ＆Ｐ一般消費財 1887.88 -6.31 -0.33

Ｓ＆Ｐ素材 575.67 -0.88 -0.15

Ｓ＆Ｐ工業 1174.77 -11.14 -0.94

Ｓ＆Ｐ主要消費財 889.44 -4.45 -0.5

Ｓ＆Ｐ金融 825.07 -11.78 -1.41

Ｓ＆Ｐ不動産 274.46 0.25 0.09

Ｓ＆Ｐエネルギー 689.74 -1.39 -0.2

Ｓ＆Ｐヘルスケア 1682.36 3.73 0.22

Ｓ＆Ｐ通信サービス 339.21 -4.5 -1.31

Ｓ＆Ｐ情報技術 4690.02 -21.24 -0.45

Ｓ＆Ｐ公益事業 397.43 -5.23 -1.3

ＮＹＳＥ出来高 11.16億株

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 39315 + 105 大阪比

シカゴ日経先物12月限 円建て 39320 + 110 大阪比