- 2024/10/01 掲載
11月の0.5%利下げに「オープン」=アトランタ連銀総裁
ボスティック総裁はロイターとのインタビューで、米連邦準備理事会(FRB)が今後15カ月間で「秩序ある」金融緩和を実施し、2025年末時点で政策金利が3.00─3.25%のレンジに達するというのが自身の基本的な見通しと語った。
先週発表された8月の米個人消費支出(PCE)価格指数が前年比2.2%上昇と、伸びが約3年半ぶりの低水準になったことについては、「私にとり重要な点は、インフレリスクが引き続き低下していること」とし、「インフレが引き続き低下し、労働市場が堅調に推移していれば、利下げに対しもう少し忍耐強くなれる余裕がある」と述べた。一方で「労働市場がさらに軟化すれば、利下げの緊急性は増す」という認識を示した。
また、インフレの低下を示すさらなるデータが出てくるまで、「FRBが引き続き制約的な姿勢を維持することは有益かつ前向き」とも述べた。
ボスティック総裁は今年のFOMCで投票権を持つ。
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