• 2024/09/30 掲載

サウジへのFDI、第2四半期は伸び悩む 一段の改革必要に

ロイター

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[ドバイ 30日 ロイター] - サウジアラビア政府が30日公表した統計によると、第2・四半期の同国への外国直接投資(FDI)は前年同期とほぼ同水準と、伸び悩んだ。目標達成に向けて一段の改革が必要なことが浮き彫りとなった。

第2・四半期のFDIは194億4000万リヤル(51億8000万ドル)。前年同期は194億3000万リヤルだった。

第2・四半期のFDI純流入額は前年同期比7.5%減の117億リヤル(31億2000万ドル)。第1・四半期は94億7000万リヤルだった。

サウジは経済を炭化水素から多様化する経済改造計画「ビジョン2030」を掲げており、非石油部門と民間部門の拡大に向けた投資戦略見直しの一環で、2030年までに1000億ドルのFDIを誘致する意向を示している。

第2・四半期のFDIは第1・四半期との比較では14.5%増加したが、上半期は364億1000万リヤルと、前年同期の363億5000万リヤルとほぼ同水準だった。

政府は昨年、FDIの新たな算出・公表手法を採用。今年には現行の投資関連法を改正し、透明性の向上や内外投資家の対等な扱いを促進する考えを示した。

政府の取り組みは加速しているが、FDIは依然として目標を大幅に下回っている。

国際通貨基金(IMF)は最近の報告書で、サウジでは外国投資の誘致に向けた改革が進んでいると指摘。

外国投資の認可件数は記録的な高水準にあり、サウジに地域本部を設立する企業に対する認可も増えている。

ただIMFは「民間セクターの発展を強化するには、投資家により明確な情報を提供し、規制やビジネス環境などの分野に残された障害を取り除く必要がある」と述べた。

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