- 2024/09/27 掲載
ソフトバンク出資の印スウィッギーがIPO申請
[ニューデリー/ベンガルール 26日 ロイター] - ソフトバンクグループが出資するインド食品宅配サービス大手スウィッギーは26日、新規株式公開(IPO)を申請した。関係者の1人は、12億5000万ドル規模のIPOになるとみている。
目論見書によると、スウィッギーは375億ルピー(4億4856万ドル)相当の株式、プロサスやアクセルインディア、テンセント・ヨーロッパなど既存投資家は約1億8530万株をそれぞれ売り出す予定。
先の関係者の話では、スウィッギーはIPOで企業価値を150億ドルとすることを目指している。
同社が2022年、インベスコ主導で行った資金調達ラウンドにおける評価額は107億ドルだった。
インド食品宅配業界でゾマトなどと競争しているスウィッギーが強化を進めているのは、クイックコマース(オンライン注文品の即時宅配サービス)。3月30日までの年度の売上高は約36%増の1124億7000万ルピーで、純赤字は235億ルピーと前年度から44%縮小した。
最近インド株は最高値を更新しており、スウィッギーはIPOに絶好のタイミングを選んだとの見方が出ている。
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