- 2024/09/19 掲載
NY外為市場=ドル下落、FRBが0.5%大幅利下げ
[ニューヨーク 18日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが下落した。米連邦準備理事会(FRB)がこの日まで開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.5%ポイント引き下げたことを受けた。
ドル指数は前日比0.53%安の100.37と、2023年7月以来の安値を付けた。
ユーロ/ドルは0.55%高の1.117575ドル。ドル/円は1.07%安の140.825円。
FRBの決定を受けてフェデラルファンド(FF)金利先物市場では、今年の追加利下げを約72ベーシスポイント(bp)と織り込んでいる。
英ポンドは0.84%高の1.32730ドル。ポンドはG10通貨で今年最も好調なパフォーマンスを示している。
人民元はオフショア取引で1ドル=7.0761元に上昇した(訂正)。
ジェフリーズ(ニューヨーク)の外為部門グローバル責任者、ブラッド・ベクテル氏は「今回の決定に際し、市場の予想はほぼ五分五分だった。つまり明らかに市場参加者の半分は驚いた」と指摘。「FRBは米国経済の減速に先手を打って支援を提供しようとしている。しかし、これまでのところ、市場の反応はそれほど異常ではない」とした。
ドル/円 NY午後3時 141.13/141.16
始値 141.60
高値 142.31
安値 140.44
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1149/1.1151
始値 1.1129
高値 1.1189
安値 1.1109
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