- 2024/09/19 掲載
ユーロ圏インフレ率、ECBが望むほど低くない=独連銀総裁
ECBは12日に開いた理事会で0.25%ポイントの利下げを決定。今年2回目の利下げだった。
ナーゲル氏はフランクフルトで行った講演で「インフレは現在、われわれが望む水準に達していない」と述べ、12月に追加利下げが実施される可能性を否定しなかったものの、ハードルはまだ残っているとの考えを示した。
その上で、今後入手される経済指標次第で、金利変更のペースが変わる可能性があると指摘。「インフレ率が中期的に2%とする目標に戻るまで、金融政策の方向性を十分に制約的な状態に維持する必要がある」と述べた。
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