［ベルリン　１６日　ロイター］ - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン（ＶＷ）は、早ければ今年１０─１２月期に予定されている人員削減に備え、最大４０億ユーロ（４４億ドル）の引当金を計上する可能性がある。米投資銀行ジェフリーズのアナリストチームが発表した。

同チームは「経営幹部と北米を３日間巡回した結果、人員削減を排除するプランＢはないという確信を得た」と説明。この決定が１０─１２月期に３０億─４０億ユーロの引当金につながる可能性があるという。

解雇費用は従業員１人当たりの年俸の２倍に相当すると仮定し、閉鎖費用を含めると、２５億─３０億ユーロ、最大で４０億ユーロになる可能性があるとした。