- 2024/09/13 掲載
東電に作業停止計画の調整を要請、電力需要増などに備え
[東京 13日 ロイター] - 電力の需給状況を監視し、電力融通などにより安定供給の確保を行っている電力広域的運営推進機関は13日、東京電力パワーグリッドに対し、17、18日の両日、エリア内での電力設備の補修作業などを停止するよう調整を要請した。
7、8月の電力需要期を超えると通常、冬の需要期に備え、発電設備は補修などに入る。ただ、今夏は残暑が続いており、電力需要の高い状況が続いている。
電力の安定供給に必要な予備率は3%とされるなか、17日は東京、東北でマイナス1.6%となっている。広域機関によると、追加供給力対策を踏まえた予備率は4.9%と試算。実際には5%超を確保できる見通しにあるものの、想定以上の需要増や想定外のトラブルなどに備えたとしている。
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