- 2024/09/02 掲載
西武HD、「手ぶら観光」後押し=駅から宿泊先に配送―実証実験開始
西武ホールディングス(HD)は2日、「手ぶら観光」を後押しするため、東京都内にある西武線沿線の駅ロッカーの一部を活用して荷物配送サービスの実証実験を開始した。観光客がロッカー内に荷物を入れて簡単な操作をしておけば、素早く宿泊先に届けられる仕組み。電車内や沿線にある観光地の混雑解消につなげる狙いがある。
対象のロッカーは西武新宿駅、池袋駅、豊島園駅に配置。利用者が午後2時までにロッカーに荷物を入れて備え付けのタッチパネルで配送先の設定や決済をしておけば、都内や千葉県浦安市などの約500のホテルに原則午後7時までに配送される。
料金は1900~2800円で、ロッカーの大きさで異なる。ロッカー内に入る量であれば複数荷物の配送も可能だ。2025年3月まで実験を続けた上で本格的な導入を検討する。
【時事通信社】 〔写真説明〕西武HDの駅のロッカーから宿泊先まで荷物を配送するサービス=2日、東京都新宿区の西武新宿駅
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