- 2024/08/09 掲載
核燃料搬入で協定締結=青森県むつ市で中間貯蔵、9月開始へ
原発の使用済み核燃料を再処理するまでの間、青森県むつ市の施設に運んで一時的に保管する全国初の中間貯蔵事業を巡り、立地自治体の県と市は9日、事業の開始に必要となる安全協定を施設の運営事業者と締結した。再処理工場(同県六ケ所村)の稼働が遅れ、再処理で発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場も未定の中、むつ市への搬入手続きが前進する。
運営事業者は、東京電力ホールディングスと日本原子力発電が共同出資する「リサイクル燃料貯蔵(RFS)」で、9月までの事業開始を目指している。
【時事通信社】
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