- 2024/08/09 掲載
中国国債が下落、口座貸し出し巡る国営メディア報道で
人民銀監督下にある中国銀行間市場交易商協会(NAFMII)は7日夜、債券市場操作の疑いで地方商業銀行4行を調査すると発表していた。
金融時報は、債券取引口座の貸し出しや譲渡が市場の価格形成をゆがめ、信用リスクが高まる可能性があるため、行うべきではないと伝えている。
中国の30年物国債先物は9日の取引で一時0.7%下落。10年物国債先物も一時0.3%下落した。いずれも週間ベースで5週ぶりに下落する見通し。
中国人民銀行(中央銀行)は見境のない国債購入を控えるよう繰り返し警告。国債バブルに発展すれば危機につながりかねないと警戒している。
関連コンテンツ
PR
PR
PR