- 2024/08/07 掲載
海運マースク、コンテナ需要の伸び鈍化予想 設備投資増額へ
設備投資を拡大する方針も示した。これを受け、同社の株価は2.4%下落している。
保有船舶の更新の一環として、2026─30年に引き渡し予定の50─60隻の新造コンテナ船を発注していると表明。古い船舶を新しい船舶に入れ替えるため、全体の輸送能力は変わらない。
これに伴い、24─25年の設備投資は従来予想(90億─100億ドル)から10億ドル増え100億─110億ドルになる見通し。
第2・四半期の世界のコンテナ需要が推定5─7%増加したとも指摘。中国の輸出が前年同期比で10%急増したことなどが寄与した。
「世界のコンテナ需要の伸びは今後数四半期もプラスを維持する見通しだが、ペースは鈍化する可能性が高い」と述べた。
先週発表した速報ベースの第2・四半期決算の内容も確認。同決算では5月以来3度目となる通期見通しの上方修正を行った。
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