- 2025/03/10 掲載
経常収支、1月は2576億円の赤字 2年ぶり
[東京 10日 ロイター] - 財務省が10日発表した国際収支速報によると、1月の経常収支は2576億円の赤字と、2023年1月以来2年ぶりの赤字となった。貿易収支の赤字幅が2兆9379億円に拡大したことが影響した。
経常収支の赤字幅はロイターがまとめた民間調査機関の事前予測(2305億円程度)を上回った。
貿易・サービス収支は3兆4145億円の赤字と、赤字幅は前年同月から約1兆2000億円拡大し、23年1月以来の大きさとなった。ただ、サービス収支の赤字幅は4766億円と、前年から2000億円程度縮小。訪日外国人旅客者数が前年比約40%増となり、「旅行収支」が黒字幅を拡大したことが要因。
一方、海外投資に伴うやりとりを示す第1次所得収支は3兆6015億円の黒字と黒字幅が拡大し、第2次所得収支は4447億円の赤字と、赤字幅が縮小した。
*この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は「UPDATE」と表示します。
*財務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/release_date.htm
PR
PR
PR